数値だけを見てもよくわからない健康診断の結果を、適正値と比較しながらグラフ化してくれるソフト。「健康診断結果表」は、会社や自治体で行われる健康診断の結果を細かく記録し、数値の変化をグラフ化するソフト。検査項目があらかじめ組み込まれ、ユーザは検査結果をそのまま転記するだけでよい。検査項目の追加や削除を行うこともできる。
使い方は簡単。氏名や生年月日、検査日の入力後、健康診断の結果を表に入力してゆくだけでよい。初期状態で入力可能な検査項目は「身体計測」「視力」「血圧」「血液」「肝機能」などの11区分、計40項目。検査時の年齢やBMIのように入力項目から計算されるものは、自動計算で入力される仕組み。各項目には、正常値の上限/下限値が設定され、この値から外れたものは背景色が変化して、注意を喚起してくれる。また、「異常があった場合に疑われること」などの簡単な解説もある。
大きな特徴は、複数回の健康診断を通じての数値の変化を、グラフで表示してくれること。グラフ表示は、全項目一括のほか、区分ごとに指定することも可能。フォームや折れ線のカラーを変更できるほか、グラフを印刷することもできる。
そのほかにも、
- 診断結果表の印刷/印刷プレビュー
- 縦スクロール時の固定行設定
- 表の背景色や判定色(異常値の背景色)の設定
などの機能を備えている。