ソフトを開発しようと思った動機、背景
パソコンに関する友人や家族からの問い合わせが多く、特に普段はパソコンに接していない方からの問い合わせは、相手が何を問題としているかがまったくわかりません。そこで、よいツールを作成できないかと考えました。このソフトは、英語では“おばあちゃんの愛用品 grandma proof”という愛称がつけられているぐらい、操作をわかりやすくしてあります。せっかくよいツールができても、パソコンに普段接していない人が扱えないようなソフトウェアでは意味がありません。
開発中に苦労した点
パソコンを普段扱っていない方が、ファイアウォールの設定、さらにルータの設定(ポートフォワーディング等)ができるはずはありません(失礼な言い方をしまして、申し訳ありません)。そのような、このツール以外の設定変更を一切せずに、このツールを利用できるようにするところ、またオペレーション画面で“これは使えない”と思わせないシンプルな画面構造にするところ、プログラムをオープンした直後に発生する客先からの問い合わせに対して、些細な問題であっても細かく丁寧に対応するところに苦労いたしました。
サポートする相手のパソコン情報が、第三者に漏洩することが一切ないようにするため、暗証コード(12桁)が接続のたびに変更されるようになっています。この接続のアルゴリズムを開発するのに苦労いたしました。
ユーザにお勧めする使い方
パソコンの取り扱いで知人やお客さまから問い合わせがあったら、「CrossLoop(ベクターサイト)」のアドレスを連絡し、すぐにダウンロードしていただき、相手のパソコンを見ながら優しく説明してあげます(ベクターサイトからダウンロードすると、簡単な説明書も一緒に付いてきます)。また、お互いにに毎回変わる暗証コード番号(12桁)を教えることで信頼感が生まれ、なぜか相手となかよくなれます。
今後のバージョンアップ予定
バージョンアップは、お客さまから不具合報告を受ければ、必ず対応いたします(開発対応の度合いによって時間がかかる場合もあります)。ただし、バージョンアップは随時行っていきます。昨年末より有償のバージョンも販売しており、これは相手のパソコンの前に人がいなくても遠隔操作が行えるタイプで、遠隔無人サポートにはこちらが適しています。
(CrossLoop)