表示中のWebページ内のリンクにポインタを合わせるだけで、「リンク先が見つかったか」「エラーが出ていないか」といった情報を知らせてくれるWebブラウザ補助ソフト。リンク先の最終更新日から現在までの日数や、リンク先のページが表示されるために要する時間などを、スキンを使ってわかりやすく表示してくれる。リンク先のURLやIPアドレスの表示機能、ブラウザでクリックしたのと同様にリンク先に飛ぶ「ジャンプボタン」がついた詳細表示機能、リンクを実際にクリックしなくてもリンク先の内容を表示する専用のプレビュー機能など、多彩な機能を持つ。起動中はタスクトレイに常駐。トレイアイコンメニューからは「DingDongスキン」やホットキーなどのカスタマイズを行う設定画面を呼び出せる。
設定できる項目は多く、自由度が高い。リンク検査の結果、どのようなメッセージを表示させるかをHTTPサーバからの応答コードごとに設定できるほか、同じサイト内でチェックするリンクの深さやプロトコルなども設定できる。「DingDongスキン」は、11種類からユーザが自由に選択・設定することが可能。リンク先の検査など、さまざまな動作をキーボードから実行できる「ホットキー」は、ユーザが任意にカスタマイズできる。
複雑になりがちなホットキーやHTTP応答の設定は、マトリックス状の表が用意されており、ダブルクリックで簡単に編集できる。企業の利用を考慮したネットワーク設定や、サウンド/アイコンの設定、フィルタリング機能も備えている。詳細表示ウィンドウはHTML形式になっているため、インストール先の「html」フォルダにある「custom.htm」ファイルを編集することで、カスタマイズが可能だ。
Internet Explorer、NetscapeなどのWebブラウザに対応するほか、付属の専用ブラウザ「DDViewer」でも利用できる。