出口や秘宝の前に立ち塞がるボムに岩をぶつけて破壊し、秘宝を集めてステージクリアを目指すアクションパズルゲーム。直接ボムを狙えない位置にある岩を、ワープ床やラバーブロック、進入制限床といった仕掛けを利用して、いかにボムの正面まで移動させるかがゲームのポイントだ。「エルクの塔3〜脱出〜」に用意されたステージは全40面。すべてのステージには、必ず取らなくてはならない「秘宝」が1個と、出口の「階段」が1ヵ所用意されている。プレイヤーは主人公の「リース」を操作し、「秘宝」を取って「階段」まで辿り着ければステージクリア。ただし通常、「秘宝」や「階段」の前には、1個ないし数個の「ボム」が設置されており、リースの行く手を阻む。万が一、主人公・リースがボムに触れてしまったら、爆発してただちにゲームオーバーとなる。
ボムに対抗するリースの手段はただひとつ──ステージ上にある「岩」や「ラバーブロック」を飛ばしてぶつけ、進路上の「ボム」をすべて破壊してしまうことだ。リースに飛ばされた「岩」や「ラバーブロック」は、壁や他の岩などにぶつかるまで直進する。この飛ばす・ぶつけるを繰り返すことで、ステージ上を移動させることができる。
「ラバーブロック」は、自分自身が飛ぶときは「岩」とまったく同じ動作をするが、岩や他のラバーブロックをぶつけられると、まっすぐに跳ね返す性質がある。各ステージでは、ラバーブロックのほかにも、上を通過したリースや岩などを同じ色の床の上までワープさせる「ワープ床」や、矢印の方向への移動を禁止する「進入制限床」といった仕掛けが登場する。
画面モードは「ウィンドウモード」と「フルスクリーンモード」の2種類から選択することが可能。ゲーム開始時点に表示される「マップセレクト」画面を利用して好きなステージからプレイできる。そのほか、オプションにより、リースの移動速度や効果音、BGMの有無などを設定することが可能だ。