リンクしたいサイトをドラッグ&ドロップで登録し、HTMLに出力できるリンク集管理・作成ソフト。独自ランクによる表示順指定や、相互リンク依頼メールの作成機能なども備えている。「LinkManager」は、サイト登録操作が簡単に行えるリンク集管理・作成ソフト。メインの「リンク管理」画面には「サイト名」「URL」「バナー」「管理人のハンドルネーム」「サイトの紹介文」などのボタンが用意されており、データの入力は該当する画像や文字列をボタンにドラッグ&ドロップしたり、ボタンを押してクリップボード内の文字列を貼り付けたりするだけでよい。もちろん直接入力することも可能だ。すでに登録済みのデータの場合は、重複のメッセージが表示される。
サイトはジャンル別に分類することが可能。HTML出力の際は、ジャンルごとにページが作成される。ジャンルは最大256種類まで自由に追加できる。1ジャンルの登録サイト数が50を超えると、複数ページに分けて出力される。
特徴的な機能のひとつに「独自ランク」がある。
- こちらからの一方的なリンクの場合は「1」
- 相互リンクを依頼したサイトは「2」
- 相互リンクを確認したサイトは「4」
というように、リンクの関係やサイトの内容で、「10」までのランクをつけられる。ランクはHTML出力時に自動的に反映され、ランク上位のサイトから順に記述される。また、リンクタイプとして「リンク集での相互リンク」「TOPページからのリンク」「相互リンク/TOPの両方」を指定できるほか、閉鎖/休止したサイトのために、一時的にリンク状態を無効にする(HTMLに出力しない)こともできる。
相互リンク依頼のためのメール作成、掲示板投稿作成といった機能もある。リンクタイプに合わせてメール・掲示板それぞれにテンプレートを作り、テンプレートの中にリンク先のサイト名/管理人名/URLのいずれかを埋め込むことができるようになっている。この機能を使うと、独自ランクが「相互リンク依頼済」の「2」に自動的に変更される。
「リンク管理」画面のほかに、登録されたサイトデータををリスト化した「一覧表示」画面があり、リンク管理/一覧表示を切り替えて表示したり、一覧表示からリンク管理画面を呼び出したりすることが可能になっている。
出力されるHTMLのデザインはカスタマイズすることが可能。ページタイトルやリンク集別タイトル、コメントを付けられるほか、「TOPへ戻る」などのリンク戻り先指定、バナー画像にリンクを貼る/貼らない、背景色/背景画像の選択などが行える。