色分けされた線の配置をすばやく見極め、マウスで交差する線を引いて消すユニークなアクションパズルゲーム。瞬間的な認識力と判断力が要求される。「交差線分」は、フィールド上の線と交差する直線を次から次へと引き、フィールド上の線を消してゆくアクションパズルゲーム。制限時間がみるみる減り、わずかなミスがすぐにゲームオーバーにつながるため、高い緊張感の中でゲームを楽しめる。マウスのみでプレイできる。
ゲームを開始すると、フィールド上には6×6の格子が表示される。格子を形成する一本一本の短い線が、プレイヤーが消すべき線分。各線分は赤・青・緑などに色分けされ、配置はランダムに決定される。マウスを使ってフィールド上に直線を引き、引いた直線と交差した線分を消してゆくことがゲームの目的。
ただしマウスで引けるのは、格子の交点と交点を結ぶ線のみ。交点の一つを選んでマウスをクリックすると開始点が決まり、もう一つの交点を選んでクリックすると直線が確定する。引いた線とそれに交差する線分の関係が一定の条件に合致すると、わずかなタイムラグを経て、フィールド上の交差線分が順番に起爆する仕組み。
得点は、マウスで指定した、
- 2点間の横の距離×2点間の縦の距離×連鎖
という式にしたがって加算される。爆発中、さらに起爆すると連鎖となる。スコアがノルマの値を超えると、次の段階にレベルアップする。線分が爆発して消滅した場所には、新たな線がランダムな配色で復活するため、エンドレスにゲームを楽しめる。線分を消すための条件は多少、複雑だ。正式なルールは「選ばれた中で、数の一番少ない色の線が起爆する。複数ある場合は複数まとめて起爆。ただし、三つ以上でないと消えない」というもの。しかし、これでピンと来る人は少ないだろう。とりあえずゲームをプレイするには、
- 縦または横に、同じ色の線分が3本以上並んでいるとき、これと交差する線を引く(他の色の線分を混ぜてはならない)
- 縦または横に、それぞれ色の異なる線分が3本以上並んでいるとき、これと交差する線を引く(同じ色の線分が2本含まれてはならない)
- 同じ色の線分が3本以上、階段状に並んでいるとき、これと交差する線を引く
- それぞれ色の異なる線分が3本、階段状に並んでいるとき、これと交差する線を引く
の4パターンを徹底的にマスターすることからはじめるとよい。実際は、2.と4.のパターンでは1本ずつの線分が最低3色あればよいので、間に起爆のターゲットとしない色の線分が複数含まれていても問題はないが、最初のうちはそこまで意識すると混乱するだろう。慣れたら、このパターンも意識すれば、高得点になる。1.と2.のパターンは3.と4.の場合に比べて得点が低く、選ばれた線分が爆発するのに要する時間も短いため、連鎖を作りにくい。できるだけ3./4.のパターンを見つけ出すようにした方が、ゲームを進める上で有利だ。
ゲームモードは「通常モード」「練習モード」の2種類。タイトル画面で左クリックすると通常モード、右クリックすると練習モードでプレイできる。いずれのモードでも【Esc】キーでタイトル画面に戻れる。練習モードには制限時間やノルマなどがなく、操作やルールに慣れていないうちは、このモードでプレイすればよい。線分を消すためのルールが多少、複雑な上、格子状になった線分の中からターゲットとなるパターンを見つけ出すのには慣れが必要なので、ある程度練習してからでないと通常モードでプレイするのはつらいだろう。
通常モードでの最大の難敵は「制限時間」だ。フィールドの右横にあるゲージで表示され、起爆中の線分がある間だけ停止するが、それ以外の状況では刻一刻と残り時間が減る。制限時間がゼロになるとゲームオーバー。ゲームを長く続けたければ、「可能な限り早く次の起爆可能な線分の組み合わせを見つけ出し、その上に線を引かなくてはならない」ということだ。
制限時間はレベル10/レベル20/レベル30と、ゲームレベルが10上がるごとに初期化されるので、何とかしてそこまでたどり着きたい。初期化の際、同時にフィールドも初期化され、色の配置がバラバラになる。