100種類以上の多彩な武器を組み合わせて機体を強化し、「縦」「対戦」の2種類のシューティング形式で敵と戦うシューティングゲーム。プレイヤーが作成したオリジナル機体を使うこともできる。「燕派烈伝〜Revelation〜」は、「物語」モードをベースに、計五つのゲームモードを楽しめる対戦格闘シューティングゲーム。「物語」で強化した機体を使い、他のモードを含めてシューティングをプレイできるようになっている。
ゲームの大きな特徴は、なんといっても武装が豊富なこと。
- 理力を消費せずに使用できる基本的な武器「通常弾系」
- 理力を消費することで発射できる強力な武器「レーザー系」
- 敵の攻撃を防ぐことができ、さまざまな種類がある「シールド系」
- 上記のどれにも属さないさまざまな種類の武器「特殊武器」(理力を消費する)
- カウントを消費して発動できる非常に強力な技「必殺技」
の5種類の装備系が用意されている。「理力」は、武器を使用すると消費し、何もしないと徐々に回復するゲージのこと。レーザー系では、理力ゲージを使い切ると「オーバーヒート」し、一定時間すべての攻撃と防御が不可能になる。また、ほとんどの通常弾では、同じ通常弾同士は相殺できるが、レーザー系同士の場合は相殺できないなどの特徴がある。多彩な武器を自在に駆使して敵と戦い、勝利するのが「燕派烈伝〜Revelation〜」の醍醐味だ。戦闘は「縦シューティング」「対戦シューティング」の2種類。縦シューティングは、一般的な縦スクロールシューティングゲームと同じ形式のもの。対戦シューティングは、相手との距離によって自動的にズームイン/アウトする固定画面内で、縦横に機体を操って敵と1対1で戦うものだ。
ゲームの基本となるのが「物語」モード。ゲーム開始時点では「物語」しかプレイできない。「物語」では、桂木卓也と春日部召子の二人が主人公となり、ストーリーを進めてゆく。プレイヤーは、「物語」で登場するショップで装備を購入し、使用する機体を強化できるようになっている。また、冒険を進めることで仲間を増やすことも可能。ここで新たに加わったキャラクタはそれ以降、他のモードでも使用できるようになる。「物語」では、状況に応じて画面が「縦シューティング」と「対戦シューティング」に切り替わる。
「物語」のほかにあるのは「縦撃」「勝抜」「対戦」「通信」の各モード。「縦撃」は、物語モードからストーリーと対戦シューティングの部分を外して、純粋に縦シューティングのスコアアタックを目指せるようにしたもの。インターネットランキングに対応し、全国のプレイヤーと腕を競うことができる。
「勝抜」は、「縦撃」とは逆に対戦シューティングのみのモード。「物語」に登場する他のキャラクタと1対1で次々と戦い、結果に応じて「段位」を修得できる。専用武器も得られる。
「対戦」は、対戦相手(他のプレイヤーまたはコンピュータ)と決着回数、戦場を選んで戦うモード。自分または他のプレイヤーが作成したオリジナル機体を使用することもできる(闘技ツールを別途ダウンロードする必要がある)。
「通信」では、LANやピアツーピアのほか、「IGM」「MSNメッセンジャー」などの方法で接続して、通信対戦を楽しめる。
もうひとつの特徴が、Webとも連動した機体強化システム。「物語」の途中に出現するショップ(移動型武器販売店舗「商魂」)で「通常弾系」や「レーザー系」など、「必殺技」を除くすべての装備を新たに購入し、換装することが可能。機体を自分好みにカスタマイズできるようになっている。
さらに、作者のホームページに設置された「ネット支店」から商品をダウンロードして、ショップの品揃えを強化することもできる。ネット支店には武装のほか、イベントや攻略法なども用意されている(ネット支店の商品は週ごとに内容が入れ替えられるようなので、こまめにアクセスしてそのラインナップをチェックした方がよいだろう)。
ショップでアイテムを購入するためのお金は、「物語」で特定の敵を倒して出現するアイテムを取ることで得られる。アイテムにはそのほか、装甲値を回復させるものや必殺技の使用回数を1回分増やすことのできるものなどがある。