バッタをジャンプさせて、水たまりを飛び越えさせながらゴールを目指す横スクロール型アクションゲーム。シンプルなゲームで短時間で遊べるが、手強い。大小2種類の水たまりをジャンプして避ける
「グラスホッパー(Win版)」はその名の通り、バッタを主役にした“加速型ジャンプアクションゲーム”。水たまりにはまらないよう、バッタをテンポよくジャンプさせながらゴールを目指す。「初心者」「加速」「通常」の3種類のゲームモードで、それぞれのハイスコアとプレイデータを記録することが可能。他のプレイヤーとプレイデータを交換して、リプレイを楽しむこともできる。
操作は、マウスまたはキーボードで行う。ゲームを開始すると、プレイヤーの操作とは関係なく、ゲーム画面が一定速度で左から右に横スクロールし、バッタが右から左に進み続ける(実際にはバッタの位置は右端固定)。バッタの行く手には大きさの異なる(大小2種類)水たまりが多数待ち受ける。プレイヤーはバッタが水たまりにはまらないよう、タイミングよくスペースキーを押すか、マウスを左クリックしてジャンプさせる。バッタの飛行距離はキーやボタンを押す長さによって調節できるようになっている。
まずは「初心者」モードをプレイしてゲームの操作に慣れ、腕を磨こう
用意されたゲームモードは「初心者」「加速」「通常」の3種類。ゲームを起動したときに表示されるダイアログで選択する(ゲームの途中でモードを変更することはできない)。「初心者」は、ライフを6個持った状態から開始し、ジャンプのタイミングも取りやすい最も簡単なモード。はじめてプレイする人はまず「初心者」でゲームに慣れるのがよい。
「加速」は、ゲーム開始時点から横スクロールがかなり速い、難易度の高いモード。ライフ4の状態からはじまる。バッタの飛距離も長く、軽快で楽しいが、その分飛距離のコントロールが難しく、飛び過ぎによるミスを犯しやすい。「通常」は、ゲーム開始時の横スクロール速度自体は「初心者」とあまり変わらないが、ライフ3からはじまる(筆者の主観では、ジャンプのタイミングなども、なぜか「初心者」よりシビアに感じられる)。
3ステージをクリアするごとに速度がアップし、難易度が増す
いずれのモードもルールは同じ。水たまりを避けながらバッタをゴールにたどり着かせることができればステージクリア。ステージを3面クリアするとレベルが1上がり、画面のスクロール速度(バッタの移動速度)がアップする──レベルアップすればするほど、バッタの操作が忙しくシビアになるということだ。
操作をミスしてバッタの足が水たまりの中に入ってしまうとライフを1個失う。ライフをすべて失うとゲームオーバー。ライフを失って復活した直後の一定時間はバッタが点滅し、その間は水たまりの中に入っても平気な無敵状態となる。ゲームスコアはバッタの移動距離によって算定されるため、リスクはあるものの、無敵状態を上手に利用してスコアを稼ぐことも可能だ。
ライフアイテムはステージ中にランダムに出現し、取ることでライフを回復させられる。ライフは最大7個までためることができる。