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簡単操作で楽しめる自動作曲ソフト
メロディレイザー1999 Version 1.00
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「音楽ソフト」といわれるとつい、五線譜やピアノロール、鍵盤のグラフィックなどがちりばめられた派手な画面を想像してしまいがちだ。しかし、この「メロディレイザー」の画面は、普通のビジネスソフトと比べてもかなり地味目な印象。強いて言えば、楽節の設定画面での音階表示などが、わずかに遊び心を見せている程度といえるだろう。
だが、そんな画面の印象とは裏腹に、実際に使ってみると意外や意外、思わず笑みがこぼれるような楽しいソフトに仕上がっている。何しろ完全ランダムでよいのであれば操作はわずかにクリック数回、ものの5秒もあれば作曲が終了してしまう。それでいて、あまりおかしくない曲ができてしまうのだから笑ってしまう。作曲の才能など持ち合わせていない筆者にとっては、まさに魔法の玉手箱のようなものだ。 この種の自動作曲ソフトは、市販ソフト・オンラインソフトの中にも、ほかにもいくつか存在する。決してこの「メロディレイザー」だけの専売特許ではないのだが、それらの中でもこのソフトの操作手順の少なさはピカ一だ。よくできたソフトといってよいだろう。 基本的には実用ソフトなのだろうが、それでいてかなり楽しめる。画面の第一印象だけでそのソフトの内容を判断してはいけない。そう感じさせられた。 なお、2月24日現在の最新版はVer.1.01。ユーザ側でのアレンジパターン作成方法の追加などが行われている。
(天野 司)
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ソフト作者からひとこと
自動作曲ソフトの開発で最も困難なのは、メロディの作成です。ひとくちに自動作曲といってもメロディの作成方法はソフトによってさまざまで、主に以下のような方法があります。
完全な機械まかせの作曲ではなく、自動作成したメロディをどのように組み合わせるかはユーザの自由ですし、気に入らない部分を手動で修正したり、音色などを設定することもできますので、バリエーション豊富な曲を作成できます。お楽しみください。 (尾島 陽児)
※ この記事は、'99年2月25日に公開されました。
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