変圧器の基礎計算を簡単に行う
・変圧器を制作する時の計算を一気に行うアプリ
必要なパラメータを入力し、「→計算」をクリックするだけで、鉄損や銅損などを簡単に計算し求めることができます。
変圧器を制作する場合、何度も同じ式で計算することとなります。
この計算は求める値に入るまで何度も行うため、一気に計算するアプリを制作しました。
現状、一次コイルと二次コイルの結合度は計算していません。
これは単に、私がデザインした形で変圧器を制作すると、これ以上高い結合度にはできないためです。
実際には一般的な形状で作るので、いずれは結合度が計算できるよう追加するかもしれません。
現在アプリ開発が完了した内容のみを発表していますが、説明書は楽天ブログに置く予定です。
しばらくお待ちください。同様に Mac バージョンを出す予定です。少しお待ちください。
・簡単な使い方説明
1、「Start」をクリック
すると、値が入った計算元が出ます。
この値は、新日鉄の方向性鋼板 27ZH1130 を元としています。
・基本部 : 1変圧器のコイルに印加する電圧と周波数を入力します。
一次電圧、二次電圧、計算開始周波数、Step周波数偏差(-値を入力しない)です。
・鉄芯部入力 : 使用する鉄芯により変圧器の特性が大きく変化します。その値を入力します。
鉄芯断面X(mm) (□ 面の1辺寸法 : mm)
鉄芯断面Y(mm) (□ 面の1辺寸法 : mm)
磁束密度 B(T) は、使用する鉄芯で制作者が使う磁束密度 B(T)
・損失係数部 : 使用する鉄芯固有の値を入力します。
損失 w(W) は、鉄芯を製造販売する会社が出している特性表を元に入力
周波数 H(Hz) は、損失 w(W) を示している周波数値
磁束密度は、損失 w(W) を示している磁束密度 B(T)
この値はカタログ値(変圧器制作者が決める値ではありません)
・銅線計算部 : 銅線の大まかな計算をします
一次コイル電線の断面直径φ(mm)
二次コイル電線の断面直径φ(mm)
この状態で、「→計算」をクリックすると、計算された値を別のビューに出力します。
2、出力内容は、
・一次コイル巻線数(t) : 鉄芯に巻くターン数です。
・二次コイル巻線数(t) : 鉄芯に巻くターン数です。
・この場合の一次コイルと二次コイルの電線長です。
ソフト名: | MNeL変圧器計算アプリ(Windows) |
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動作OS: | Windows 10 |
機種: | x64 |
種類: | フリーソフト |
作者: | MNeL6502 |