ハードディスクのパーティション管理ソフトと、複数OSの切り替え使用を可能にするブート管理ソフトとが統合されたシステム管理ユーティリティ。「LB ブートマネージャー+LB パーティションワークス13」は、ハードディスクのパーティションを自由に作成・削除したり、サイズを変更したりできる「LB パーティションワークス13」に、複数OSを切り替えて起動できるマネージャ「LB ブートマネージャー」が付属したユーティリティパッケージ。1台のパソコンに複数バージョンのWindowsをインストールして、切り替えながら使うことが可能で、例えば「現在の環境を残しながら、Windows 7を使ってみたい」といった場合に最適だ。
「LB パーティションワークス(Partition Works)13」は、ハードディスク内に自由に領域(パーティション)を作成できるソフト。ハードディスク自体(物理ドライブ)が1基しかないパソコンでも、内部をいくつかの領域に分割して論理ドライブを作成することで、複数のドライブを扱えるようになる。さらに、不要パーティションの削除や複数パーティションの結合、パーティションサイズの変更といった操作も可能。パーティションのフォーマットや、ドライブ/パーティション単位でのバックアップ・復元などの機能も備えている。
メイン画面には「ディスクビュー」というタブが用意され、ドライブのサイズや空き容量、ファイルシステムといった基本情報を確認することが可能。ディスクビューで選択したパーティションに対して作成・分割・結合など、さまざまな操作を行える。「パーティションの作成」「削除パーティションの復元」などの主要機能は、画面左側にレイアウトされた「操作タスク」から実行できる。そのほかにも、ドライブ文字の割り当てや切断、ファイルシステムの変換、クラスタサイズやボリュームラベルの変更、ドライブの表面テスト、ファイルシステムの整合性チェックなどの多彩な機能が用意され、メニューから実行できるようになっている。
「LB ブートマネージャー」のセットアップは「LB パーティションワークス13」から行う。セットアップでは、起動システムを選択するための待機時間などを設定することが可能。「LB ブートマネージャー」がセットアップされたパソコンは、起動時にまず「LB ブートマネージャー」が起動し、使用OSを選択したあと、実際のOSが起動するようになる。セットアップできるOSは最大四つ。切り替え可能はOSはWindows 7/Vista/XP。2台目以降のドライブにインストールして、OSを切り替えることはできない。
「LB ブートマネージャー+LB パーティションワークス13」は、いったんインストール用CDを作成してからインストールを行う。インストールCDから起動することも可能で、Windowsを起動せずにCDから直接、システム設定を変更することもできる。