遅れて参加した会議で、持ち込んだパソコンが大きな音を出して顰蹙を買ってしまったのを機に、パソコン起動時にビープ音を出さないようにするソフト(Bee(p) Silent:安直でお恥ずかしい)ということで、作りはじめました。消音ができるようになってからは、それまで音量調節で考えていたことを盛り込み、現在に至っています。最近盛り込んだのは、常に実行させておくのではなく、必要なときにコマンドライン(ショートカットなど)で操作する機能です。 コマンドラインでの操作であっても、個別チャンネルの設定をはじめとするバランス設定等、詳細に操作できます。リソースに余裕がない場合など、常駐ソフトを増やしたくない方にお勧めです。
私は普段、パソコンの音量を20以上に上げることは、滅多にありません。0〜100のスケールで、20以内の目的の音量にマウスで調節するのは、厳しいものがありました。設定をミスして、大きな音を出してしまうこともしばしばでした。「BeeSilent」を使うと、最大音量を制限できるのと同時に、スケールも小さくなるので、調整しやすくなります(誤操作で大音量を出してしまうのを防げるので、精神衛生上もよいですよ)。なお、最大音量制限機能は、「BeeSilent」以外の外部で音量操作を行った場合も(若干遅れはありますが)動作します。
かなり設定項目が多く、わかり難いという欠点がありますが、「設定できないよりは、まし」と割り切ることにしました。
今後の予定としては、不具合修正のほか、メッセージ内容など、操作性の改善を考えたいと思っています。また、懸案のフェード(徐々に音量を制御する)を実装しようか、どうか迷っているところです。
「BeeSilent」がみなさんのお役に立てれば、幸いです。
(aki)