暗号化された仮想ドライブで、重要なデータを安全に保管できるソフト。ハードウェア暗号化技術を使用した高速処理、ファイルへのアクセス記録を参照できるログ機能、ファイルを復元不能にする完全削除機能などの高度な機能で情報漏洩を防ぐ。「BLINDFOLDER PREMIUM」は、高度な暗号化技術が手軽に使えるように実装された情報保護ソフト。暗号化されたフォルダを一つ(正規(有料)版では最大三つまで)作成し、仮想ドライブとしてマウントできる。仮想ドライブに対してファイルの読み書きを行うだけで自動的に暗号化・復号化が行われるため、ファイルごとに操作する手間が省ける。採用された128bit国際標準暗号化アルゴリズムは金融関係でも使われ、極めて高い安全性を誇る。ハードウェア暗号化技術により処理も高速だ。
暗号化仮想ドライブ(セーフティドライブ)の管理は、デスクトップ上に表示されるツールバーで行う。ツールバーのボタンで行える操作は、
- セーフティドライブの作成および(再)マウント
- セーフティドライブへのアクセス(フォルダを開く)
- セーフティドライブのアンマウント
- セーフティドライブの完全削除
- 画面のロック
- 各種設定
- セキュリティ開始(「BLINDFOLDER PREMIUM」を終了してドライブへアクセスできなくする)
「BLINDFOLDER PREMIUM」の起動時やロック画面を解除する際にはパスワードの入力が必要。パスワードを忘れるとセーフティドライブへのアクセスが一切できなくなるだけでなく、パスワード自体の解析・復元もできないため、安全性は極めて高い。セーフティドライブから削除したデータはごみ箱に移されることなく、ただちに完全削除される。セーフティドライブはデータの保存先として使用できるほか、ソフトウェアのインストール先として利用することも可能。特に重要なアプリケーションは存在そのものを秘匿しておける。さらに、セーフティドライブをUSBメモリ上に作成すれば、万一の紛失や盗難時にも情報漏洩の可能性を防ぐことが可能。そのほか、アンマウントしたセーフティドライブ(RSTファイル)をメールに添付して送信したり、クラウドストレージと同期したりといった使い方もでき、データファイルのやり取りやクラウド上での保管をより安全に行える。
オプションでは、
- パスワードの変更
- Windows起動時の自動実行
- 画面を自動ロックするための経過時間
を設定することが可能。「BLINDFOLDER PREMIUM」へのログインやセーフティドライブ内のファイル操作に関するログを参照することもできる。