さて、前置きが大分長くなってしまったが、まずは改正電子帳簿保存法に独力で対応するのがどれ程困難かお分かりいただけただろうか。
そこで今回ご紹介したいのが「みんなのタイムスタンプ」である。以下に「みんなのタイムスタンプ」の特徴を記載していく。
「みんなのタイムスタンプ」で付与するタイムスタンプは、改正電子帳簿保存法に対応した「認定タイムスタンプ」である。尚、「認定タイムスタンプ」とは「時刻認証業務認定事業者」の認定に係る業務により発行されるタイムスタンプの事を言う。「みんなのタイムスタンプ」では認定事業者である「セイコーソリューションズ」のタイムスタンプが採用されている。
- 改正電子帳簿保存法に対応した高機能な検索を持った保管機能
アップロードしたファイルへ「年月日」「金額」「取引先」等の7種の項目を任意で設定可能。また、任意で設定できる検索項目と合わせて10種の検索項目で複合検索する事が可能だ。
およそ1分で利用登録が完了する。またタイムスタンプの付与も下記の4ステップで行なえる。複数ファイルも一括処理でタイムスタンプの付与が可能だ。
1.タイムスタンプを付与する為のTSチケットをベクターPCショップで購入し、「みんなのタイムスタンプ」管理ページよりTSチケットの投入を行なう。
2.ファイルをアップロードする。アップロードは1度に10ファイルまで可能で、タイムスタンプ付与は1度に30ファイルまで可能だ。
3.付与ボタンをクリックする。これでファイルへのタイムスタンプ付与そのものは完了する。
4.付与完了後、ダウンロード用URLをメール通知。保管庫からもダウンロード可能になる。
タイムスタンプの付与には1ファイルにつき1枚のTSチケットを利用し、1ファイル当たり税込22円。タイムスタンプ付与後1年間は保管料金無料で保管可能。1年経過後の保管費用も1ファイル1か月1.1円と低価格で保管可能。
以上、「みんなのタイムスタンプ」の様々な魅力を記載してきたが、これさえ利用すれば改正電子帳簿保存法という差し迫った課題に対応できる事がお分かりいただけただろうか。
筆者も、先に述べた対応に四苦八苦している企業の担当者にお会いした際には、この「みんなのタイムスタンプ」を紹介していこうと思う次第だ。