WCD.SYS

標準入力へデータを出力するデバイス


ソフト詳細説明

WCDは、『標準入力にデータを出力するデバイス』です。もう少
しくだいて、《DOS汎用仮想キーバッファデバイス》といえば、少
しはピンとくるでしょうか?

通常、ペーストという動作を汎用的に実現するためにはハードウェ
アのもつキーバッファに書き込んだりします。WCD.SYS は、標準入力
の実体である conデバイスに入力バッファを持たせたもので、ハード
に依存せず、バッファのサイズも任意で、デバイスレベルでリターン
するために高速で、ハードにアクセスしない安全性といったメリット
があります。

 仮想キーバッファ wcd.sysへの書き込み手段としては、"$$WCD" と
いうデバイスが利用可能で、"PRN"や "NUL" 或いは通常のファイル同
じイメージでオープンし、書き込んでやることで、標準入力へデータ
を返すことが出来ます。

 例えば、"echo dir > $$WCD"とコマンドラインから入力すると、dir
コマンドがキー入力されたかのように入力、実行されます(^_^) また、
エディタで、$$WCD というファイルにセーブしたりするとおもしろい
ことが出来ます(^_^)

 また、専用のAPIも用意してあり、TSR向けにも簡単に利用で
きます。

動作環境

WCD.SYSの対応動作環境
ソフト名:WCD.SYS
動作OS:MS-DOS
機種:汎用
種類:フリーソフト
作者: 加地 正典 

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