Webメールサービスを「既定の電子メールプログラム」として設定できるようにするソフト。数多くのWebメールサービスに対応する。「デフォルト Web メーラー」は、通常は「既定の電子メールプログラム」に設定できないWebブラウザベースのメール機能(Webメールサービス)を、既定のプログラムとして登録・利用できるようにするためのソフト。Webページ上の「mailto」リンクのクリック時などに、Webメールサービスが使えるようになる。対応する日本語Webメールサービスは、GmailやYahoo!メール、Hotmailをはじめとした14種類。英語Webメールサービスを含めると20種類以上に対応する(対応しているWebメール一覧)。
「デフォルト Web メーラー」でWebメールサービスを「既定の電子メールプログラム」として登録すると、Webブラウザ内でメールリンク(mailto)をクリックした場合や、各種アプリケーションから「メールを送る」機能を実行した場合に、Outlook Expressなどの電子メールクライアントソフトが起動する代わりに、Webブラウザが自動的に起動し、登録したWebメールサービスの画面が呼び出されるようになる。
「既定の電子メールプログラム」に設定するには、
- 使用するWebメールサービス
- Webメールサービスを開くWebブラウザ
を選択するだけでよい。いずれもドロップダウンリストから選択・設定することが可能。設定を完了し、「OK」ボタンをクリックすると、「デフォルト Web メーラー」はWindowsの設定を変更し、そのまま終了する。常駐することはなく、メモリの圧迫を心配する必要もない。また、変更前の情報を保持しており、必要に応じていつでも元の状態に戻すことができる。ブラウザに「Google Chrome」を使用する場合には、通常の表示モードのほか、ツールバーなどが表示されない「アプリケーション」モードで起動することも可能だ。