起動用ポジションといえるIconSeeker以外のアイコンサイズが小さくなるので、たくさんのアイテムを登録してもあまり見づらくならないし、「手前に出てくる」ことで徐々に大きくなるので、ぐるぐる回していても見落としづらいという効果もある（アイコンサイズやリングサイズの調整するためのオプションも備えている）。

必要なときだけリングを呼び出せるので、普段は邪魔にならないし、表示場所やマウスポインタとの位置関係などもいろいろと指定が可能だったりと、単に見かけの派手さだけを狙ったものではなく、使い勝手は上々だ。

一方、ビジュアル面での楽しさという点では、アイコンやDescription Boxの背景用画像がたくさん用意されているのがうれしいところ。

そんなわけで、見かけだけにこだわるのでなく、かといって実用一辺倒に傾くだけでもないバランス感覚がなかなかうまいところを突いている。

portable modeオプションを使えば、どこでも持ち歩けるのも見逃せないポイントだろう。