先進的なWindows 8風デザインが採用された、スタイリッシュなテキストエディタ。メニューなどの表示だけでなく、(マウスドラッグでサイズ変更できる位置など)ウィンドウの操作もWindows 7とは少し異なるので、最初はちょっと戸惑ったが、しばらく使うとすぐに慣れた。メイン画面左の「シンタックスハイライト」の選択メニューが表示されるエリアは、必要のないときにはクローズしておくことも可能。こうすると目にするのはまさに白い紙のみといった印象で、テキスト編集の作業に集中できそうだ。機能としても申し分なく、多数の言語のコードに応じたシンタックスハイライト表示を行える。
文章構造や書式を示す簡単な記号をテキストに付加する方式のひとつ「Markdown記法」で記述されたテキストを、HTMLに変換して表示できるのも便利。Markdown文書を編集するたびにリアルタイムにHTMLも書き換わるので、ミス表記をすぐに視覚的に確認できる。
(坂下 凡平)